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『えれほん』を読んだ感想

こんにちは。フミです。

この記事は「えれほん」という、うめざわしゅん先生の作品の紹介と感想です。

えれほん【電子書籍】[ うめざわしゅん ]

内容

あらすじ

『えれほん』は、うめざわしゅん先生の短編集です。

非リア充が独裁政権を握った近未来でリア充達を厳しく取り締まるブラックコメディ『善き人のためのクシーノ』、知的財産権が徹底的に管理される社会を描いた『かいぞくたちのいるところ』、へその緒から切り離されると死んでしまう“アンビリクス症候群”という稀な病気を持つ人々がいる世界を描いた『もう人間』など、社会問題を極限まで推し進めた短編、全4作が収録されています。

『えれほん』のここが面白い!

善き人のためのクシーノ

非リア充が独裁政権を持った近未来、非リア充組織(リトルシスター・妹党)の幹部・住田はアイドルのジュリアを監視するためにライブに行くが、ジュリアに惹かれ推し活に没頭していく話。

非リア充がリア充をかなり過激な方法で弾圧するブラックユーモアです。

かいぞくたちのいるところ

知的財産権を過剰なほどに守る近未来、IP刑務所の所長・門田はIP犯罪者の「先生」と呼ばれる男とある取引を交わす話。

知的財産は守るものだけど、それがあるから技術や文化が発展しない弊害もあるというかなり考えさせる内容です。

もう人間

自由とはなにかを描いた作品です。

感想

『えれほん』は全4話の短編なので気軽に隙間時間に読めます。

また、社会問題を扱っていることから、社会問題に興味がある人にはお勧めです。

ちょっとした隙間時間に読めるのでぜひお読みください。

えれほん【電子書籍】[ うめざわしゅん ]

作者のうめざわしゅん先生の他の作品「ダーウィン事変」についてもレビューしているので、読んでみてください!