こんにちは。フミです。
ジュリア・キャメロン著の「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」にあるモーニングページについて解説します。
モーニングページとは?やり方を解説!
モーニングページとは?
モーニングページとは、ジュリア・キャメロン著の「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」という本の中で紹介されているワークのひとつです。
モーニングページは「アーティストの創造性を高める」ためのワークとして紹介されています。
後ほど解説しますが、モーニングページを簡潔に説明すると毎朝一番最初にノートに「何か」を書くことです。
モーニングページの効果
モーニングページは別の言い方をすると「脳の排水」とあらわすことができ、実際にモーニングページによって脳の中(自分の気持ちや考え)を整理することができます。
新しいアイディアが生まれたり、感情の整理ができたり、日常のスケジューリング、優先順位、やりたいことの発見などモーニングページを使用して様々な効果があるようです。
モーニングページのやり方
モーニングページを簡潔に説明すると毎朝一番最初にA4 3ページに「何か」を書くことです。
用意するもの
必要なものは「A4ノート」と「ペン」だけです。実際試しましたが、「A4ノート」を3ページ埋めるのはつらかったので、「A5ノート」で実践しています。
とりあえず、書くことが目的だと思おうので、徐々にA4ノートを埋めれるようになっていけばいいかなと個人的には思います。
やり方
①毎朝、一番最初にする
②A4ノート 3ページ分埋める
③手書き
④誰にも見せない
⑤内容は自由
①毎朝、一番最初にする
朝起きて一番最初に行うことが望ましいです。
テレビやスマホを見て余計な情報をインプットする前に、自分の感情や思考に向き合って書くことでより効果を実感するそうです。
②A4ノート 3ページ分埋める
前述しましたが、ノートのサイズについては、とにかく書くことが大事だと思うので、サイズ感は問わないかと思います。
徐々に書ける量を増やしていければいいと思います。
③手書き
今時、パソコンやスマホじゃなくて、手書き?と思う人もいるかもしれませんが、モーニングページは手書きが基本です。
スマホやパソコンより書く速度が遅いからこそ、考え方を正確に記録できるそうです。
④誰にも見せない
個人的な内容なため、誰にも見せません。文章の構成や体裁も考えなくていいので、人に見せることも考えなくていいです。
著者としては書いてから2か月間は自分でも見ないほうが効果を実感できるため、いいそうです。
⑤内容は自由
「これを書かなければいけない」と言う決まりはなく、どんなことを書いてもかまいません。
その瞬間に思い浮かんだ気持ちでもよくて、例えば「面倒くさい」、「書きたくない」、「こんなことやっても意味ない」などでも構いません。
とにかくノートを埋めれさえすればいいです。
僕はその時の気持ちや今日の予定、やりたいことを書いたり、キーワードやお題を用意しておいて、それについてひたすら文章や単語を埋めるフリーライティングのようなことをしてノートを埋めています。
実際にやってみて
1か月ほど続けてみた感想などを書いていきます。
1日目
いつもより30分早く起きて机に座りノートを開きましたが、まったく書きたいことが思いつきません。
とりあえず、思ったことを文字にしてだらだら書いていたのですが、頭が働いていないこともあり、初日はA4 1ページ半ほどしか埋められませんでした。。。
これじゃ達成感もないし続かないと思ったので、翌日からは普段仕事で使っているA5サイズのノートに書いてみることにしました。
2日目~14日目
2日目以降はA5サイズノートを3ページ埋めることを目標に続けました。
正直に白状すると毎日できたかというと休んだ日もあるし、2ページ程度しか書けなかった日もあります。
書いた内容としては最初のうちは主に不平不満です。
普段、あまり自分の気持ちを口に出さないこともあり、暗い気持ちを心にとどめておいたせいで病んでいた部分があったのですが、モーニングページでその暗い気持ちをアウトプットすることで、前向きになった気がします。
著者が言っていた「脳の排水」ができていると感じます。
また、だんだんと書くことになれたおかげで3ページ書くのに30分ほどかかっていたのが、20分でかけたり、4ページ書く気になったりと向上したような気がします。
15日目~30日目
この期間もA5サイズノートを3~4ページ埋めることを目標に続けました。
正直、アーティスティックな思考?というのは実感できません。この時期になると不平不満もそれほど書くこともなくなったので、昨日の良かったことや悪かったこと、今日の予定ややりたいことなどを中心に書いていました。
これにより仕事への取組み方が今までと違うようになった気がします。
今後について
正直、気分が乗らない日はやらないこともありそうですが、毎朝続けられそうです。
また、A4 3ページといわれていますが、とにかく書くことが目的なので、それに縛られ過ぎず、A4 1ページ、A5 3ページなどちょっと量を調整して書くと続けられそうです。
大きな効果は実感できていませんが、それなりに効果はありそうなので、ぜひお試しください。
本については別の記事で記載しているので、興味がありましたらぜひご一読ください。