こんにちは。フミです。
この記事は「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」という本の紹介と感想です。
現職について悩んでいて、自己分析をしようと思ったときに出会いました。
本書では周囲の声に惑わされず自分自身の本当の気持ちを探る手法を具体例を交えて述べられています。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」の要約
1.自身の心の声に耳を傾け創造性を取り戻す。
2.潜在意識を吐き出すことを目的とした”モーニング・ノート”
3.創造的な心を育むことを目的とした”アーティスト・デート”
要約の解説
1.自身の心の声に耳を傾け創造性を取り戻す。
人はみな創造的であり大人になるにつれ創造的でなくなっていく。
著者のジュリア・キャメロン氏は”モーニング・ノート”、”アーティスト・デート”という手法で人々の創造性を取り戻すことができると解説しています。
2.潜在意識を吐き出すことを目的とした”モーニング・ノート”
モーニング・ノートの方法は下記だけです。
・毎朝、ノート3ページに心に浮かんだことを書く。
・書く内容は文章でも詩でもメモ書きでもなんでもいい。
非常にシンプルな方法ですね。
書く内容は今日のスケジュールや不平不満、やりたいこと、やりたくないこと、その瞬間に思ったことなどなんでもいいのです。
とにかくノート3ページを毎朝埋めればいいだけ。
著者はこの行為を「脳の排水」ともたとえていて、これをすることで頭や気持ちの整理ができます。
私自身、実践したことで心が楽になりました。ただ、3ページって結構つらいものがあったので、1ページしかしませんでした。
3.創造的な心を育むことを目的とした”アーティスト・デート”
モーニング・ノートの方法は下記だけです。
・1週間に2時間、1人でやりたいことをして過ごす。
週2時間、理論的な思考はやめて、心の赴くままに過ごすだけです。
散歩や刺繍、家具の配置換え、お風呂や家事でなどの反復的な行動も、心の中が整理されている時間となっていれば大丈夫です。
感想
正直な感想としては、読み物としては少し読みづらいなと感じました。
英語圏の著作物の特有の例えや言い回しが私には合いませんでした。
ただ、紹介されている内容のモーニング・ノートについては実際にやってみることをお勧めします。
著者が言っているような使い方ではないかもしれませんが、心の赴くままに書き出すことで心が楽になったように感じます。
※若干、病み気味だったこともあり、不満を書き出したら楽になった気がします。
アーティスト・デートについては子供がいることもあり、時間がとりづらいのでできていないですが、モーニング・ノートはお勧めです。
興味のある方はぜひ一読ください。