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【おすすめ】『懲役339年』を読んだ感想

こんにちは、フミです。

今回は伊勢ともか先生の『懲役339年』という作品の紹介です。

懲役339年(1)【電子書籍】[ 伊勢ともか ]

内容

あらすじ

「魂の輪廻」「生まれ変わり」が信じられている世界。犯した罪により339年もの懲役を課せられることとなったハロー・アヒンサーもその罪を浄化するため、幾世代も生まれ変わり罪を償っていた。永い年月の中、幾人かの「ハロー」とそれを取り巻く人々が紡ぐ物語。

登場人物

ハロー・アヒンサー
悪逆の限りを尽くし、神の教えにも背いたとして懲役339年を言い渡された大罪人。「赤毛」「金の瞳」「脇腹の痣」などの身体的特徴を持ち、それに該当した赤子がハローの生まれ変わりとされた。身体的な特徴が揃えば性別は関係なく4、6代目のハローは女性でそれ以外のハローは男性である。

アーロック・ベルマーク
2代目と3代目のハローと関わりを持つ看守。ハローとの関わりの中で魂の輪廻に疑問を抱き、未来の看守たちに教会の不正や輪廻に関する矛盾をまとめた手記を残す。

シナト・ノア
4代目のハローとかかわりを持つ看守。幼少時より魂の輪廻について懐疑的であった。書庫でアーロックが残した手記を見つけた。

ノルデン
シナトの同僚。5代目以降のハローと関りを持つ。

『懲役339年』のここが面白い!

輪廻と罪について考えさせるストーリー

輪廻転生をテーマに「記憶のない前生の罪を償うことに意味はあるのか?」という疑問から6代ものハローの人生を軸に懲役339年という途方もない罪の償いの中で変化していく周囲の事情、環境、世界それらが壮大な物語を紡いでいきます。

感想

輪廻転生を扱っていて少し難しい内容も出てきますが、読後感は非常によく感動的です。

懲役339年(1)【電子書籍】[ 伊勢ともか ]