こんにちは、フミです。
今回はジャスミン・ギュ先生の『ケンシロウによろしく』という作品の紹介です。
内容
あらすじ
幼少時にヤクザに母親を奪われた主人公・沼倉孝一はヤクザに復讐すべく、トレーニングと漫画『北斗の拳』を読み重ね、肉体を鍛えた。ある時、『北斗の拳』の知識だけでは正確な「ツボの知識」が足りないことに気づき、研鑽を積み続け、気付けば国家資格を4つ持つ凄腕のマッサージ師となっていた。
登場人物
沼倉 孝一(ぬまくら こういち)
主人公の男性。凄腕のマッサージ師。10歳の時に母親をヤクザに奪われ、復讐のため漫画『北斗の拳』を読み重ね、並びにトレーニングとツボや人体に関する勉強に30年近くの時間を割いた。その指圧で多くの人間を笑顔にする最強のマッサージ師となる。
坂本 里香(さかもと りか)
22歳の女性。交通事故で寝たきりになった父を持ち、指圧師を目指して専門学校に通う傍ら夜は風俗店で働いていた女性。マッサージの腕に自信を持っていたが勤務する風俗店に客として訪れた沼倉にマッサージを行ったものの、逆にマッサージを受けその弟子となり、風俗店を辞め月給100万円にて沼倉の元で働くこととなる。
木村(きむら)
スキンヘッドのヤクザ。沼倉から母親を奪った。腰痛に悩み沼倉のマッサージ店を訪れ、その際に腰痛がガンによるもので余命いくばくもないことを沼倉に見抜かれた。
『ケンシロウによろしく』のここが面白い!
北斗の拳を読んでなくても面白いギャグマンガ
北斗の拳のケンシロウを目標とする男性が主人公ですが、北斗の拳を読んでなくても楽しめます。実際、私は漫画もアニメも見たことありません。でも何となく「ツボを攻撃する格闘技を操るケンシロウが悪いやつをやっつける(あってる?)」イメージですが、そのイメージだけで充分です。
物語の最初のエピソードが面白すぎるのとギャグのテンポもよく、大変楽しめました。
感想
北斗の拳を読んでなくても楽しめます。
後半少し失速する感じがしますが、最後まで楽しく読めました。