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【おすすめ】『殺し屋1』を読んだ感想

こんにちは、フミです。
今回は山本英夫先生の『殺し屋1』という作品の紹介です。

殺し屋1(イチ)1【電子書籍】[ 山本英夫 ]

内容

あらすじ

狙われたら必ず殺され誰も見たことがない、寓話という意味の「ファブル」というあだ名で呼ばれる殺し屋の青年がいた。殺しの仕事の後、殺し屋組織のボスに呼び出され、大阪に移住し、1年間一般人として普通に生活をする指令を下される。

登場人物

城石 一(しろいし はじめ)/通称:イチ
22歳の青年。気弱な性格だが、その反面、常軌を逸したサディストの一面を持つ。ジジイの指示で殺人を犯している。かかとに刃を仕込んでいる靴を所持しており、その靴と格闘技の組み合わせで殺害する。

ジジイ
ヤクザと対立するグループのリーダー的存在。実年齢は30代だが、整形手術により初老男性の容姿をしている。イチにヤクザを殺すように指示を出す。

垣原 雅雄(かきはら まさお)
安生組の若頭。のちに垣原組を立ち上げ組長になる。痛みを性的快感に置き換える究極のマゾヒスト。性癖上、拷問をすることも受けることも好む。マゾヒストであると同時にサディストでもあり、「オトシマエ」と称して失態を犯した部下の顔や性器にピアスをつけさせている。

『殺し屋1』のここが面白い!

殺し屋イチとヤクザ垣原の殺し合い

この物語はイチとヤクザの殺し合いが目玉です。普段は気弱な青年が覚醒モード(洗脳や自己暗示によりぶっ飛んだ状態)になるとサディストティックになり怖いヤクザたちを惨殺していきます。その殺害の残虐性や殺害後のとある行為がマゾヒストの垣原の興味を引いていきます。イチと垣原の最後の戦いはお互いの性癖と残虐性が解放されますが、どこかコミカルな雰囲気でした。

感想

かなりグロテスクかつ心をえぐる様な心理描写がたくさん出てくるので読む人を選ぶ作品だと思います。でも名作であることは間違いないのでぜひ読んでみてください。

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