スポンサーリンク
こんにちは、フミです。
今回は押見修造先生の『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』という作品の紹介です。
スポンサーリンク
内容
あらすじ
吃音症の少女・大島志乃は、高校入学するもクラスでの自己紹介に失敗してしまいクラスに馴染めずにいた。あるきっかけで同じクラスの岡崎加代と仲良くなる。
登場人物
大島 志乃(おおしま しの)
高校1年生の女の子。吃音症で、母音で始まる言葉が発しにくく悩んでいる。歌を歌うときは吃音症の症状がでず上手に歌うことができる。
岡崎 加代(おかざき かよ)
高校1年生の女の子。志乃がクラスの自己紹介で吃音の症状が出てしまったときに志乃を笑わずに接してくれたクラスメイト。音楽好きだが、歌が下手。
菊池(きくち)
高校1年生の男の子。加代のクラスメイトでお調子者。
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』のここが面白い!
爽やかな読後感
押見先生の作品は惡の華、血の轍などの作品も人気ですが、正直に言うと私はあまり読めません。感情をえぐる様な表現というかストーリーというかが読んでいて辛く感じ、途中で挫折してしましました。この作品は1冊で完結ということでサクッと読めるかなと思い購入してみましたが大正解でした。感情をえぐる感じありますが、読後感は爽やかで、ハッピーエンドよりの内容だったと思います。
吃音症を知るきっかけになる
この作品で吃音症という症状があること知りました。人により程度の差はあるようですが、自分の名前が言えないなどかなりつらい症状だなと思いました。その後にNHKで吃音症の方々のドキュメンタリーを見ましたが様々な葛藤、苦悩がありそうでした。私が何かできるかはわかりませんが、そういった症状のかたに出会ったら、吃音症の方なんだなと理解し見守ろうと思いました。
感想
押見先生の作品を最初に読むのにおすすめかなと思います。
スポンサーリンク
スポンサーリンク