こんにちは、フミです。
今回は森恒二先生の『創世のタイガ』という作品の紹介です。
内容
あらすじ
オーストラリアを旅行中に見つけた洞窟の中で落盤に巻き込まれてしまうタイガたち一行は、気づくと原始時代にタイムスリップしていた。原始時代でのサバイバルが始まる。
登場人物
タイガ
大学四年生の男性。現代では生きている実感が湧かずに平凡な生活をしていたが、原始時代へタイムスリップしたことで生の実感を得て、戦士として成長していく。格闘技の経験がある。
ティアリ
タイガが出会ったホモ・サピエンスの少女。タイガと行動を共にするうちに現代の言語をしゃべれるようになる。
ナクム
ティアリの兄。ホモ・サピエンスの集落でも上位の戦士。タイガと決闘しタイガを戦士として認め集落に滞在することを許す。
アラタ
大学四年生の男性。考古学の知識に長ける。
リク
大学四年生の男性。手先が器用で武器や道具を作る。
ユカ
大学四年生の女性。タイムスリップ後、活き活きするタイガに好意を持つ。
リカコ
大学四年生の女性。アラタと仲が良い。
チヒロ
大学四年生の女性。動物好きでマイペース。
レン
大学四年生の男性。原始時代に来てしまったことを受け入れられずにいる。
『創世のタイガ』のここが面白い!
現代の知識を生かした原始時代でのサバイバル
現代人が原始時代にタイムスリップしてしまうことで物語が始まります。太古の生物がでてきたり、文明レベルの低い人類と戦ったりと、知恵を絞って何とか生きていきます。少しずつ生活基盤が安定し始めると現代の知識や技術をフル活用し歴史を変えかねない発明をし始めますが、突飛なものではなく車輪や製鉄などその世界でできそうなことを一生懸命しています。まぁ何が言いたいかと言いますと、まずは読んでみてください。きっと世界観にのめりこみます。
敵や動物との戦闘シーン
森恒二先生といえば格闘技の知識が豊富でホーリーランドや自殺島でもその知識を生かした戦闘シーンが魅力です。本作でもその知識が存分に生かされています。原始人や野生動物との戦闘シーンは迫力があります。
感想
ホーリーランドからのファンですが、今作でも森先生の魅力である「戦闘シーン」と「生きる力(知恵)」が存分に描かれています。