こんにちは、フミです。
今回は原作:佐賀崎しげる先生・鍋島テツヒロ先生、漫画:乍藤和樹先生の『片田舎のおっさん、剣聖になる〜ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件〜』という作品の紹介です。
内容
あらすじ
田舎で剣術道場の師範として過ごすベリル・ガーデナントは、ある日、弟子でレベリオ騎士団団長のアリューシア・シトラスから騎士団の剣術指南役として誘いを受ける。
登場人物
ベリル・ガーデナント
田舎で剣術道場の師範として過ごす中年男性。結婚しておらず父親から結婚をせかされている。自己評価が低くよく言えば謙虚だが、『片田舎の剣聖』と呼ばれるほど実力が高く、実力を知るアリューシアなどの弟子たちからは尊敬を抱かれている。
アリューシア・シトラス
レベリス王国の騎士団長の女性。ベリルの弟子。『神速』の二つ名を持つ。ベリルの実力を高く評価しベリルの実力にふさわしい舞台で活躍してもらうことを目標としている。
スレナ・リサンデラ
冒険者ギルドの女性。ギルド最高ランクのブラック級の実力者。ベリルの弟子。親を亡くした後、里親が見つかるまでベリルの世話になっていた。
ヘンブリッツ・ドラウト
レベリス王国の騎士団の副団長の男性。『轟剣』の二つ名を持。ベリルの実力を訝しがっていたが、模擬戦で負けたことから実力を認め師事することになる。
『片田舎のおっさん、剣聖になる〜ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件〜』のここが面白い!
戦闘描写がリアリティがあっていい!
本作は剣と魔法のファンタジー作品なので、戦闘シーンが多くあります。特に主人公・ベリルの武器である剣術での戦闘シーンは丁寧に描写されており、リアリティを感じます。
特に理由もなく勝敗が決することもなく、戦闘シーンがカットされることもないので、ベリルの強さがよくわかります。
おっさんが謙虚で強い!
強い師匠キャラって憧れますよね。るろうに剣心の比子清十郎や幽遊白書の幻海(世代が分かってしまう。。。)みたいに最初から強いキャラって渋くてかっこいいイメージがあります。
そんな師匠キャラのおじさんが本作品の主人公・ベリルです。渋さはないですが、謙虚で強いので好感が持てます。
とにかくテンポがいい
物語の進み具合がとにかくテンポがよく飽きずに読めます。ただ1つ1つの物語は決して薄い内容では無いので楽しめます。
感想
最近のライトノベルをコミカライズする風潮はライトノベルも漫画も尊重されていない気がして、あまり好きではありませんでしたが本作は高いレベルで漫画化されていて、満足いく内容でした。