こんにちは、フミです。
今回は押切蓮介の『サユリ』という作品の紹介です。
内容
あらすじ
念願の一軒家に引っ越してきた神木家は住み始めた初日から不可解なことが身の回りに起きる。父が突如亡くなり、祖父が倒れ。。。神木家を襲う不可解な現象の正体は?
登場人物
神木 則雄(かみき のりお)
神木家の長男。中学3年生。不可解な現象に怯え、生きる活力を失うも祖母からの叱咤激励により活力を取り戻し、不可解な現象と戦う。
ばあちゃん
神木家の祖母。登場時はボケてしまっていたが、家族に不幸が訪れたことで正気になった。ボケる前は気丈で荒々しい性格だった。
神木 昭雄(かみき あきお)
神木家の父。念願のマイホームを手に入れた矢先に亡くなってしまう。
神木 正子(かみき まさこ)
神木家の母。家で起こる不可解な現象に精神が衰弱してしまう。
神木 俊(かみき しゅん)
神木家の次男。
神木 径子(かみき けいこ)
神木家の長女。
神木 章造(かみき しょうぞう)
神木家の祖父。庭で倒れて病院に搬送される。
住田 奈緒(すみだ なお)
則雄の同級生の女の子。霊感がある。
『サユリ』のここが面白い!
マイホームで起こる不可解な現象
則雄たちが引っ越した家では不可解な現象が起こります。父の突然死をきっかけに家族に様々な不幸が起こっていきます。ネタバレになってしまうのと、かなりショッキングな内容なのであまり書けませんが目を覆いたくなるようなことが起こります。グロ描写が好きな方や態勢にある方にはおすすめです。
ばあちゃん大活躍
強い老人キャラって憧れますよね。最初はボケていた神木家のばあちゃんが家族の不幸を前に立ち上がり、強キャラに大変身します。このばあちゃんはかなりのワイルドキャラで落ち込む則雄を叱咤激励したり、煙草を吸ったり、犯罪を犯したり。。。若いころはさぞ荒れた生活をしていたのでしょう。このばあちゃんの活躍で則雄は救われます。
感想
短いお話なのであまり詳細に書くとネタバレのし過ぎになってしまうため、あいまいな表現にしました。凄惨なシーンが多く一応ハッピーエンド?のような形で終わり、個人的にはモヤモヤな結末でした。せめて兄弟たちは生き残ってほしかった。。。