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こんにちは。フミです。
この記事は「洞窟オジさん」という、加村一馬先生の作品の紹介と感想です。
「洞窟オジさん」は実話で著者の加村一馬先生の幼少期から執筆時点までの人生エピソードをまとめた自伝的作品です。
Contents
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内容
あらすじ
昭和35年、当時13才だった少年は「家族から逃げたくて」愛犬のシロを連れて家出した。以来、彼はたったひとりで誰にも知られることなく、山の洞窟や樹海などの野山で暮らし、イノシシやシカ、ヘビ、ネズミなどの野生生物を食らい命をつないできた。発見された時、少年は57才になっていた。
登場人物
加村 一馬
本作品の著者で主人公。本作品は著者の一人称で描かれる。幼少時から両親からのけ者扱いされ、それに耐えかね13歳の時に家出する。
『洞窟オジさん』のここが面白い!
楽しくもどこか悲しい物語
『洞窟オジさん』は13歳の少年が野山でサバイバル生活を送りながら57歳まで無事成長(?)する物語です。実話ということもあり、「こんな人いるんだ笑」という感覚で読めて面白いですが、どこか悲しいお話です。というのもサバイバル生活のきっかけが両親からの虐待だったり、親友で唯一の家族の愛犬シロとの別れだったり、人々からの奇異の目だったりと現代社会とリンクする形で少し切ない気持ちになります。
感想
『洞窟オジさん』は楽しくもどこか悲しい物語だと個人的には感じました。とはいうものの面白いのでお勧めですよ。また著者のサバイバル術も特別に付録されているので興味がある方はぜひ。
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