こんにちは。フミです。
この記事は「常人仮面」という、原作:一路一先生と作画:鶴吉繪理先生の作品の紹介と感想です。
内容
あらすじ
生まれつき心臓が悪い男子高校生・大高 克人(オオタカ コクト)と双子の姉・克己(カツミ)と養生のため北海道に移住する。クラスメイトとも打ち解けてきた二人だが、ある帰り道に突如として怪物が現れ襲い掛かってきた。やっとの思いで怪物を倒したコクトだが、コクトの体は倒した怪物の姿になっていた。生死を掛けたサバイバルが始まる。
登場人物
大高 克人(オオタカ コクト)
生まれつき心臓が悪い男子高校生。自身の体調により姉・カツミに迷惑を掛けていると思い、その反動でカツミには幸せでいて欲しいと願う。突如現れた怪物を倒したことで、容姿が倒した怪物になってしまう。
大高 克己(オオタカ カツミ)
『常人仮面』のここが面白い!
読み進めるほど面白い
本作とはマンガワンで出会いましたが、正直なところ一話切りをしていました。いづれも個人の感想ですが一話で切った理由はキャラクターが好きになれなかったことと、一話目がそんなに面白いと思えなかったことです。失礼ながらすぐ終わると思っていたら意外と続いていることに気が付き、読み始めてみたところ「面白い!」と思いどんどん読んでしまいました。
他の漫画にない変わった設定
この漫画の世界観を構成する変わった設定があります。その設定とは「殺した相手の姿に変わる」です。主人公たちはこの設定のせいで苦しめられます。敵がかっこいいビジュアルだったり、飛びぬけて強いとかだったらいいんでしょうが、基本的に変な見た目の怪物だったり、最悪の場合、皮膚病?に感染しているような敵を殺めてしまうと、その症状に苦しんだりします。なので基本的には殺さずケガだけさせて生かすことになるのですが、そのせいで敵が復習に来たりするので主人公たちは苦労します。
シリアス展開の中にあるシュールな笑い
基本的には生死を掛けたサバイバルであるため、シリアス展開が多い漫画ですが、作者の本気なのか冗談なのか分からないシュールな笑いが要所にちりばめられています。例えば、クラスメイトの紹介に変な通り名が用意されていたり、敵に追い詰められたピンチの場面でクラスメイトの一人がいきなりローリングソバットを繰り出したりとくすっと笑える場面が多数あります。
感想
常人仮面は読めば読むほど面白い漫画なので、ぜひ読んでみてください。