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【おすすめ】『アル中ワンダーランド』を読んだ感想

こんにちは。フミです。

この記事は「アル中ワンダーランド」という、まんきつ(旧:まんしゅうきつこ)先生の作品の紹介と感想です。

アル中ワンダーランド【電子書籍】[ まんしゅうきつこ ]

内容

あらすじ

『アル中ワンダーランド』は、まんきつ先生のアルコール依存症時の体験談を漫画にした作品です。

家事とブログ更新と漫画の仕事を抱え込んだ著者は、つらい時間を乗り切るために飲酒をし現実逃避をするようになる。酔って記憶をなくす、人に絡む、物をなくす、おっぱいを出す。エキセントリックな著者の可笑しくも切ないアルコール依存症の日常を漫画化。

『アル中ワンダーランド』のここが面白い!

可笑しくも切ないアルコール依存症の日常

不謹慎かもしれませんが、アルコール依存症であった著者の視点で描かれた本作はとにかく面白いです。カップルに絡む話やトークイベントなのにおっぱいを出してしまう話、弟の家に毎晩訪れる話などが特に面白いです。ただ、そのどの話も泥酔中のため覚えておらず、起きてから周りの人に聞いて、恥ずかしさのあまり現実逃避のため飲酒するという悪循環になっている切なさがあります。

現実と幻覚の区別がつかないアルコール依存症の怖さ

アルコール依存症になると幻覚(幻視はないけど幻聴はある)にあい、不安になったり突然キレたり心身不安定な状態になるという体験談が描かれています。それにより周りの人に迷惑をかけまくります。それが面白い部分でもあるのですが、本当に辛い状態だったのだなと心底思います。

感想

『アル中ワンダーランド』はまんきつ先生のアルコール依存症時の体験談を漫画にした作品です。面白いだけでなくアルコール依存症の怖さを知れるマンガなので興味のある人はぜひお読みください。

アル中ワンダーランド【電子書籍】[ まんしゅうきつこ ]

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