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【おすすめ】『道士郎でござる』を読んだ感想

こんにちは。フミです。

この記事は「道士郎でござる」という、西森博之先生の作品の紹介と感想です。

道士郎でござる 1巻

内容

あらすじ

『道士郎でござる』は、西森博之先生の作品です。西森先生といえば「今日から俺は!!」や「天使な小生意気」で有名ですね。

アメリカ・ネバダ州育ちの高校生・桐柳道士郎は、なぜか武士になっていた。日本の高校に転入するも日本に武士がいないことに落胆したり、不良やくず教師と戦ったりとハチャメチャ。そんな彼に殿と呼ばれ慕われることになる同級生の小坂健助の物語が始まる。

登場人物

桐柳 道士郎(きりう どうしろう)

自称「武士」の主人公。アメリカ・ネバダ州で真の日本人となるべく育てられたはずだがm「日本文化を激しく勘違いした外国人」のようなキャラクターに成長した。普段は羽織袴姿で時代劇のような格好で過ごしている。とある事件がきっかけで建助のことを「殿」として使えるようになる。

小坂 健助(こさか けんすけ)

もう一人の主人公。どこにでもいる普通の高校生。臆病ではあるが土壇場では覚悟を決めて行動できる。道士郎に出会い彼のハチャメチャな行動に巻き込まれていく。

早乙女 愛(さおとめ あい)

本名は前島 勇(まえじま いさむ)。道士郎に喧嘩を売るも返り討ちに合う。彼に名を聞かれた際に「早乙女 愛」という嘘の名前をついたことで、道士郎や周りの人間からは早乙女と呼ばれるようになる。

白瀬 エリカ(しらせ えりか)

近寄りがたい雰囲気をまとった白髪の美少女。建助たちに助けられたことで一緒にいるようになる。

『道士郎でござる』のここが面白い!

道士郎がクズをやっつける爽快感

道士郎は武士道精神の塊のような青年です。目上の人には礼儀正しく、弱者には優しく、ただの不良と喧嘩するにも武士道を説くような好青年ですが、クズには容赦ありません。クズ不良、クズ教師、ヤクザにはほぼ見境なく手が出てやっつけます。

道士郎がクズをやっつけるとスキっとする爽快感があります。

道士郎のずれた価値観

道士郎は「日本文化を激しく勘違いした外国人」です。そんな彼が現代日本に来て理想と現実のギャップに大変ショックを受けます。彼は日本中どこからでも富士山が見えると思っていたし、武士がまだいるとも思っていました。

そんな彼が普通の高校(後に超不良高校)に入学したので、彼の価値観と周りの人間の価値観がずれていてとても面白いです。

感想

『道士郎でござる』は道士郎と建助が悪いやつを懲らしめる世直しコメディーです。

西森先生節も感じられる作品なので西森先生ファンの方にもおすすめです。

道士郎でござる 1巻