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素焼きの植木鉢に出る「白い粉」は何?原因は?

こんにちは。フミです。

いつものようにガジュマルに水を上げているときに、ふと気づきました。

「なんか植木鉢が白いな?」

赤茶色の鉢の上から、白い粉が付いていました。

最初は「カビかな?」と思いましたが、調べてみるとカビではなく無害な物だということが分かりました。

素焼きの植木鉢に出る「白い粉」は何?原因は?

「白い粉」は何?原因は?

白い粉の正体はカビではなく、土の中に含まれるカルシウムでした。

素焼きの鉢植えは、通気性が良いため土の中に含まれるカルシウムが溶けて鉢の表面まで出てきてしまいます。

活力剤などを使用していると、活力剤に含まれるカルシウムなどの栄養素が溶け出て、より白くなりやすくなります。

害はある?

では害はあるのでしょうか?

この白い粉は、前述の通りカリウムなので無害です。

害はないので、ほっておいても問題ありません。

対策、取り方は?

害は無いようですが、白くなりすぎると見栄えもあまり良くありませんよね?

白くならなくするにはどうすればいいでしょうか?

素焼きの植木鉢を使用している場合、白い粉を出さなくする方法はありません。

どうしても気になる場合は、プラスチックの植木鉢などの通気性の悪い(水分が表に出ない)材質の植木鉢にすると良いでしょう。

素焼きの植木鉢だと必ず白くなってしまうようです。

では手入れなどで取る方法はあるのでしょうか?

水洗いやブラシでこすると白い粉はとれます。

水を付けてブラシなどでこすればとれるようですが、素焼きの植木鉢を使用している限り、また白くなってしまうようです。

白カビとの見分け方

白カビとの違いや見分け方はあるのでしょうか?

白カビの場合、フワフワとした胞子のような物が粉と同時に発生します。

日当たりや風通しが悪く、高温多湿な場所に置いていると発生しやすいです。

塩素系の漂白剤を薄めて、植物自体にかけないように、ペーパータオルなどで拭き取ると取ることができます。

また、ブラシなどでこするのも良いでしょう。

まとめ

素焼きの植木鉢に出る「白い粉」についてまとめました。

素焼きの植木鉢を使う場合は、必ず出てしまう物なので、考え方を変えて「素焼きの植木鉢ならではの味」と見なして楽しむとインテリアとしても楽しくなるかもしれません。